バイクのタイヤは買取価格が付くことはあるの？

バイクのタイヤというものは一般的に、車両に装着された状態で、車両の備品として売買されるという方式になります。では、バイク用のタイヤ単体での買取というのは依頼できるのでしょうか？ぜひ本ページをご覧になり、バイクのタイヤの買取に関する知識を深めておいてください。

一般的なタイヤの処分方法

率直に言ってしまえば、バイク用タイヤは、個々のタイヤの状態によって買取の可否が分かれます。中古タイヤとして再利用できるものであれば値段をつけての買取に対応してもらえる場合もあります。一方、「山」が大きく減っている、ヒビ割れやシワが発生している、製造年が著しく古いといった場合は、ほぼ買取不可となります。この点をまずはしっかりと踏まえておいてください。

廃棄処分

中古として再利用できない状態のタイヤは、基本的に廃棄処分となります。買取業者に買取不可とされた場合には、適正な方法で処分を行わなければなりません。一般的にはバイク販売店やバイク用品店、ガソリンスタンドなどでタイヤの廃棄処分を依頼することができます。

買取もしくは無料引取

買取業者が中古として販売できる状態であると判断したバイク用タイヤであれば、値段をつけての買取が可能となります。ただし買取金額は、タイヤの状態はもとより、買取業者によっても千差万別という感じになります。また業者によって、タイヤの状態によって、値段はつけられないが無料引取には応じるというケースもあり得ます。

タイヤの処分にかかる費用は？

値段をつけての買取や無料引取が不可とされたタイヤを処分するには、持ち主が費用を負担して業者に処分を依頼します。タイヤのサイズや構造などにもよりますが、1本当たり数百円程度と見ておけばよいでしょう。

また処分費用の金額はもとより、その業者がタイヤの処分を請け負っているかどうかも、事前にキチンと確認しておくべきです。業者によっては、タイヤ処分を請け負っていないという場合もあります。加えて、不法投棄は犯罪であり、処罰の対象となります。数百円の費用を惜しんで行うと、それ以上のしっべ返しがやってくるということも、しっかりと肝に銘じておいてください。

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タイヤの買い取り価格はどのくらい？

改めて申し上げるまでもなく、タイヤというものはバイクを走らせるために不可欠な部品であり、また消耗品であるため使えば使うほど劣化が進んでいきます。それゆえ、タイヤ交換の際、できるだけ安価な中古タイヤを選ぶというニーズは存在しています。しかしながら、4輪車向けに比べると、2輪車向けの中古タイヤ市場というのは遥かに規模が小さいというのが実情です。

例えば4輪車であれば、夏用タイヤと冬用（スタッドレス）タイヤの履き替えを行うので、使用していない中古タイヤの流通も行われやすい傾向にありますが、バイクの場合は一度装着したタイヤはそのまま寿命が来るまで履き続ける場合がほとんどであり、中古タイヤ自体が市場に出回りにくいという側面があります。また2輪の場合は4輪以上に、タイヤにトラブルが発生した際のリスクが大きいので、より安心感のある新品タイヤを選ぶ傾向が高くなるという事情も。

以上のことから、中古として再販が可能な状態であったとしても、バイク用タイヤの買取価格は、なかなか高額にはなりにくいというのが実情です。それゆえに、バイク用タイヤの買取依頼は、業者選びが一層重要になってきます。

まとめ

マフラーやサスペンションなどのカスタムパーツは、中古市場においても高値で売却できる期待が高くなりますが、ことバイク用タイヤに関しては、市場が限られてしまうというのが実情です。しかしながらコンデションが良く、買取業者が中古タイヤの扱いに長けていれば、それなりの価格がつく可能性もあります。ぜひ、心に留めておいてください。