バイク買取ではエンジンオイルの状態も査定対象になるの？

バイクを買取に出す場合、エンジンオイルの状態も査定対象になるのでしょうか。エンジンオイルの重要性や、買取額を上げるためにはエンジンオイル交換をした方が良いことについて、またその費用についても解説します。

エンジンオイルの重要性

バイクの買取ではエンジンオイルの状態も査定の対象となります。

エンジンオイルは、スムーズにエンジンを動かすために必要な潤滑油です。自動車においてもエンジンオイルは必要ですが、定期的な交換を行わないとエンジンにトラブルが起こるおそれもあります。

エンジンはバイクを動かす心臓部でもありますが、ギアや回転軸、チェーンなどの金属の部品でできています。ガソリンを燃料としてエンジン内部に爆発を起こし、これら金属の部品がタイヤを回すための動力に変換してバイクが動きます。

そのためエンジンオイルがなければ金属の部品同士は滑らかに動かず、部品の消耗が激しくなってしまいます。古くなり劣化したエンジンオイルでもエンジン内の部品をスムーズに動かすことが難しくなり、その結果エンジンのパワーを動力に変換できず不具合が起こりやすくなるのです。

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買取額を上げるにはやはりオイル交換が必要

バイクを売るならできるだけ高く買い取ってもらいたいものですが、当然ながらエンジンの状態が良いことが高価買取の条件となります。

定期的にエンジンオイルの交換を行っている場合には、エンジンの劣化も少なく良い状態を保てるため、査定時にエンジンオイルをチェックすることとなります。

エンジンオイルがきれいな状態であるということは、定期的なオイル交換を行っていたということであり、エンジンも良い状態であると判断されます。長期間エンジンオイル交換を行っていないと、スラッジというヘドロ状のものが溜まっていたり、色が変色していたりします。

そのため、バイク買取の査定が行われる際もエンジンオイルの状態は重要視されるのです。

バイクを買取に出す前には、エンジンオイルの交換をすることが大切です。

オイル交換の費用は？

これからバイクを手放すのに、わざわざ費用をかけてエンジンオイルを交換するのは面倒に感じるかもしれません。しかしながら劣化したエンジンオイルのまま査定に出してしまうと、きれいな状態で査定に出したときの査定額より5,000円以上下がってしまうおそれがあるのです。

オイル交換にかかる費用をバイクショップに依頼した場合の相場を以下にまとめました。

• 原付……1,000〜1,500円
• 125ccまで……1,500〜2,500円
• 400ccまで……2,000〜4,000円

このように、査定額が5,000円高くなるのであればエンジンオイル交換を行ってから査定に出した方がお得になります。バイクショップでは1,000円程度の工賃も入った金額ですので、自分でオイル交換を行えばエンジンオイルの費用だけで済みます。

大切に乗ったバイクをできるだけ高く査定してもらうためにも、買取の前にはエンジンオイルを交換した方が良いでしょう。

まとめ

バイクを高く買い取ってもらうには、日頃からエンジンオイルを適切に交換し、点検やメンテナンスをして良い状態をキープすることが大切です。

特にエンジンの状態は重要ですから、それに伴いエンジンオイルの状態も査定に響きます。バイクを買取に出す前には、エンジンオイルの交換を行うことをおすすめします。