
オーストリアのバイクメーカー・KTMに関する車種の魅力と特徴、さらにバイク買取に役立つ人気車種を紹介します。
KTMはオーストリアのバイクメーカーです。以前からオフロードバイクに定評があったメーカーですが、近年はそれ以外のジャンルにも力を入れておりかなり町で見かけるようになってきました。特にDUKEシリーズは価格と性能のバランスが良く売れ筋の車種として知られています。
印象的なオレンジのカラーリングと近未来的なデザインも魅力の一つと言え、若者からベテランライダーまで幅広い層に受け入れられています。車種は公道を走行できるモデルであれば125ccの原付バイクからリッター越えの大型バイクまで幅広いラインナップ。さらに近年排ガス規制により国内メーカーではあまり見ることができなくなった2ストロークモデルも取り扱われています。国内メーカーでは1車種しか製造していませんが、KTMは幅広い排気量で多くのラインナップを持っています。
さらに、公道走行不可のレースモデルでの取り扱いのみとなっている2ストロークエンジンもFI化に成功しており、2ストロークモデルに関してはかなりの技術力があるメーカーであると言えるでしょう。
ここ数年流行し始めているアドベンチャーバイクにも力を入れているKTM。アドベンチャーバイクはオフロードバイクとオンロードバイクの中間の存在であり、未舗装路も走行可能なバイクです。
アウトドアブームの到来によりキャンプ用品やレジャー用品をバイクに積み、道なき道から公道まで場所を走る場所を選ばず旅するバイクとしてじわじわと人気が出てきています。日本のメーカーではあまり車種を選べないジャンルですがKTMは幅広い車種のアドベンチャーバイクを販売しています。
KTM DUKE 390
軽くて速い。そんなストリートバイクの理想形を体現したDUKE390は2020年にモデルチェンジしました。共通のフレームを持つDUKE250とDUKE125も人気です。
近未来的なフォルムは若者に受け、普通二輪免許で運転できること、さらに低価格である手軽さも相まって販売台数を増やしています。最新モデルにはBluetooth搭載のカラーモニターが採用されており高級バイクのような視点を味わうことができます。カラーモニターと性能の良さで同じDUKEシリーズから乗り換える人もいるほどの人気車種です。
●買取価格:買取価格:15~28万円
KTM DUKE 390のスペック
全長 | 2.029m |
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全幅 | 0.836m |
全高 | 1.26m |
車両重量 | 139kg |
エンジン種類 | 水冷単気筒DOHC、4ストローク |
KTM 390 ADVENTURE
DUKEをベースにしたアドベンチャーモデル。オフロードを走行するためのブロックパターンのタイヤを履き、エンジンガードを追加しています。その他エンジン特性などアドベンチャーらしさを持ったセッティングが特徴。「平日は通勤に使用して週末はアウトドア」、そんな生活を可能にしてくれる1台です。
●買取価格:記載なし
KTM 390 ADVENTUREのスペック
全長 | 記載なし |
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全幅 | 記載なし |
全高 | 記載なし |
車両重量 | 161kg |
エンジン種類 | 水冷単気筒DOHC、4ストローク、4バルブ単気筒 |
KTM 1090 ADVENTURE
日本人の体形と日本の道にマッチした大型バイクです。道なき道から舗装路までこなす万能なバイクであり、積載能力も高いためアウトドアやキャンプに利用する人に人気。KTMが培ったラリーの技術を生かし、高燃費でハイパワーなバイクに仕上がっています。
●買取価格:~91.3万円
KTM 1090 ADVENTUREのスペック
全長 | 記載なし |
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全幅 | 記載なし |
全高 | 記載なし |
車両重量 | 207kg |
エンジン種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ V型2気筒 |
もともとオフロードに強かったメーカーであるKTMですがオンロードにも力を入れており、DUKEシリーズのヒットは外国産モーターサイクルとしては近年稀に見る人気です。人気がある車種は買取価格も高い傾向にあるため狙い目と言えるでしょう。